ゼーゲル錐(すい)とも言い、1886年ドイツのH.A.ゼーゲルが考案した窯業用炉内温度測定用具です。
原料に、アルミナ質、粘土質、けい石質、マグネシア質、けい酸マグネシウム質、クロム質、ジルコン質のものを使用し、それらを配合調整して溶倒温度を設定しています。
大型コーン(1種)と小型コーン(2種)の二種類のサイズがあり、大型コーンは主に焼度測定に使用し、小型コーンは主に耐火度測定に使用します。(ゼーゲルコーン形状図、ゼーゲルコーン溶倒温度表をご参照ください。)
SK022(溶倒温度600℃)からSK42(溶倒温度2000℃)まで59段階の温度測定が可能です。
品質の良い焼き物を焼成するためには到達温度ではなく、昇温速度、熱量(温度×時間)が重要な要素となります。
焼け具合を確認するにはゼーゲルコーンは欠かせない温度測定用具です。また、耐火物の耐火度を測定するためにもゼーゲルコーンは信頼性が高い温度測定用具です。
弊社の取り扱っておりますゼーゲルコーンはJIS R 8101に規定する標準コーンです。
大型コーン 手前からSK7 SK8 SK9 |
小型コーン 手前からSK33 SK34 |
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大型コーン 手前からSK7 SK8 SK9 |
小型コーン 手前からSK33 SK34 |
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